Los Viajes de Bala

弾丸旅行でいろいろと。

北海道ツーリング Day 3 ~最北篇~

昨夜、日本最北端の温泉へ行ったときに実は雨がパラパラと降っていたのでどうなるかと思ったけど、この日は朝から晴れ!

北防波堤ドームからスタートです。f:id:e-bar:20160922172733j:plain

 

なぜかローマ建築風の防波堤。何人かここでキャンプをしている人がいました。

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この日目指すは日本の最北端 宗谷岬

 

 

…の、前に腹ごしらえ。

日本最北端のマックでグリドル様を頂く。

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天気はみるみる良くなり、海も静かで非常に気持ちがいいです。

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風景だけ撮ると、海が鏡のように反射していて嘘くさい世界になる。

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で、ついに!

この北海道ツーリングの最大の目的地である宗谷岬に到達!

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ちなみに、この碑の後が実質最北端。

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この海の向こうは

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樺太、サハリンです。

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そして、最北端に来たら記念撮影とは別に2つやっておきたいことが。

 

1、到着証明を買うこと。

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ちゃんと買った瞬間の時間が刻印されました。

 

 

2、給油

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なぜって?

これがもらえるからですよ!

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っということで、最北端を制覇したのは

宗谷岬(日本最北の地)

稚内駅(最北端の駅)

・砂川SA(サービスエリア最北端)

稚内温泉 童夢(最北端の温泉)

マクドナルド 稚内店(最北マック)

・安田石油店(最北端のGS)

 

結局、稚内にあるチェーン店はどれも最北端になっちゃうんだけどね。

ただ、こんな感じで証明書がもらえると、なかなか来られないので一生の良い思い出になります。

北海道ツーリング Day 2 ~晴れてきた篇~

レインウェアを脱ぎ、天候も回復とまではいかないものの、だいぶ走っていても快適になってきました。

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とにかく距離を走るツーリングになってしまったので、下道ではなく道央道を駆使します。

 

途中、面白そうな建物が。

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どうやらお土産物をたくさん取り扱っているサービスエリアのようで、通常のSAから逸れて入る造りになっていました。

 

で、ここは砂川SAというところですが、ついに「日本最北端」の文字が!

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そして、留萌あたりから天候が回復してきて、道の駅「おびら鰊番屋」では青空が!

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このツーリング初めて見る太陽!

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ニシンのプレートに思い出書けるって!

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っと、気分が上がってきてガンガン走ると天気が快晴に!

朝の雨のことなど忘れてしまうほどいい天気。

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で、だいぶ日が暮れてきて、初山別みさき台公園では・・・

 

あーもう日没だっ。

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じつはここで金毘羅神社という、海にたつ鳥居を見に行こうと探したのですが、見つけられず。

事後調べてみたら、階段を降りて右のエリアを探していたものの、本当は左のエリアだったと。。ざんねん!

 

日が暮れる前に稚内へ着いておきたい一心で走らせますが、全然距離が伸びない!

でも、景色はいいです。

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旅って感じだなー。

 

とかとか呑気に写真を撮っていたら、稚内に着いたのは19時。

もう真っ暗。

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日本の最北端駅。

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こんな打ち止めのモニュメントも。

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ホテルには先客のライダーがいました。屋根つきの駐輪場がうれしい。しかも、そのままホテル内にアクセスできる入口があるので、それだけライダーが多いんでしょう。

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みんなフルカウルだね。

ホテルの人曰く、昔はモトクロスばかりだったのに、最近はこういうスポーツタイプが多い。しかも、日本のバイクはデザインがいまいち。Kawasakiくらいしかいいのがない。っと熱弁。

 

きくと、昔は奥多摩で峠を攻めていた方らしい。(なぜに稚内へ?)

 

っと、今日も結局 日のあるうちにホテルへは着かず。

 

夕飯は稚内名物のたこしゃぶ。

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魚嫌いだけど、一応 北海道まで来たのでチャレンジをしないと。。。

でも、不安なので、奥に見える稚内黒牛のステーキも注文。

 

うん、タコは全然問題ない。っというより、これはおいしかった!

 

ただ、このお店の入り口に「ここまできたら サハリンビール」というポスターが貼ってあったので楽しみに入ったのに夏季限定で、もう品切れとのこと。

残念。。

 

夕飯を終え、明日の朝一に日本最北端の温泉へ行こうと思うも、10時開店。

これでは、次の日の旅程が狂うと思い急きょタクシーで向かう。

 

稚内温泉 童夢

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入ると証明書が買えるよ。手作り感がいいね!

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ここでもう一つ問題が。帰りをどうするか。

温泉に着いたのは20:15。

タクシーをまた呼んでも良いのだけど、片道だけでも結構いい値段。

 

温泉の店主に聞くと、どうやら20:48に最終の稚内へ行けるバスがあると!

この時20:20。

 

「ごゆっくり~・・ってわけにはいきませんね。」と店主に見送られ、急いで温泉に入り、10分ほど温泉を堪能し、体を拭いて、荷物をまとめて。

 

20:45受付にタオルを返却。

 

うん!最北端の温泉入った!

 

予定通り20:48にバスがきて無事乗車。お客さんゼロ。

行きのタクシーの1/10ほどの金額で済みました。

 

最後はまた北海道ものをホテルで堪能。無駄なやりきった達成感。

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●2016.9.18 Sun.

・室蘭→真駒内滝野霊園(札幌)→奔別炭鉱廃墟(三笠)→稚内

・この日の走行距離:511.7km

バイクに乗っていた時間:7時間40分

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北海道ツーリング Day 2 ~雨篇~

雨です。

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降ったりやんだりではあるものの、雨です。

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せっかく室蘭にいるので、チキウ岬や白鳥大橋、工場群を見に行こうと思ったのにこれでは気分がダダ下がり。

 

ああ、昨日のカバーをかけたバイクはこれを予知してたんだねー。

関東を出る前に見ていた天気予報ではそんなこと言ってなかったのに・・・

 

文句をいっても仕方がないし、雨雲レーダーを見てみると、道北は雨雲がなさそうなので室蘭関連の観光はパスして北上することとします。

 

雨がどんどん激しくなる中、道央道にのって札幌方面を目指します。

レインウェアをきて走ること約3時間。

 

わかります?

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正面から見るとこんなかんじ。

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そう、真駒内滝野霊園の有名な頭大仏。

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トンネルの先には・・

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大仏全体。

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安藤忠雄デザインの建築。

北海道の大地だとすぐに全景が見えてしまうので、あえて頭だけを見せ、トンネルをくぐると見える大仏への期待感と、正面に見えたとき天を仰ぎみる形になるのが神々しくなるように設計されたとか。

 

結局、この霊園でも雨はやまず、レインウェア姿でグチャグチャの人が傘も差さずに大仏へ向かっていく姿はまるで昔話に出てくる、大仏様を見にわざわざ来た旅人のようだったでしょう。

 

この霊園。これだけではなく、結構変わったものが多い。

 

ストーンヘンジ

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鎮墓獣とお経

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モアイ

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雨じゃなければもっと散策したかったけど、もう限界。。

 

次を目指します。

 

次は三笠市というその昔 炭鉱で栄えた町。

 

道中、素敵な煙突の家が。

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ここでだいぶ雨がやんできた!

で、本日2つ目の行きたかったスポット。

 

奔別炭鉱立杭櫓!

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その昔は廃墟を巡る旅をしていたので、北海道に行ったらこれを見てみたかった!

でも、もう社会人なので、強行突破するわけにもいかず。

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完全な雨仕様で遠くから眺めるだけです。

 

割と民家が点々とあったり、観光客もいたりしたので下手に入って通報され、捕まっては元も子もないので。

 

櫓近くの廃墟も外観だけ楽しんで。

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お昼。

石炭ざんぎ。炭鉱とかけてるのかな。

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手が雨の湿気でふやけてる。

 

これがそのざんぎを売っていた「あいすの杜」。

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っということで、ここで雨もやみ、ざんぎだけですがお昼も食べられたのでレインウェアを脱ぎ、さらに北上していきます。

北海道ツーリング Day 1 〜陸篇〜

ぼちぼち北海道が近づいてきたので準備して。っというアナウンスで見えてきたのが五稜郭タワー

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っといわけで、14年ぶり3度目、フェリーではお初の北海道上陸。

 

到着したのが11:20。

そこから、下船するのに時間がかかり、結局 降りられたのは20分後くらい。

 

で、ちょうどお昼時だったので函館名物 ラッキーピエロ

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中はこんな感じ。

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噂には来ていたけど、ハンバーガー以外にもかつ丼やらカレーやらなんでもあり。

 

店内は混んでいたので、外でSprintをテーブルに「チャイニーズチキンバーガー」とガラナをいただく。

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ボリュームもあって個人的にはおいしかったです。

 

んで、そっから目指すは本日の宿泊先である室蘭。

 

函館からすぐに道央道に入れるかと思いきや、案外一般道が続き、道央道の入り口 大沼公園IC

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雨が降るんだか降らないんだかのどんよりとした空模様。

気温も本州と比べてずいぶん低くて20℃の表記。

 

体もやや冷えてきたこともあり、ちょっと時間もあったので少し足を延ばして登別温泉へ。

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見事な視線誘導の構図で鬼が出迎えてくれます。

 

登別温泉は登別グランドホテルの日帰り湯に行くも、またも鬼がお出迎え。

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今度は目が光ります。(左手が痛いんじゃないかな・・)

 

温泉は硫黄泉と鉄泉、食塩泉があり、ローマのテルマエっぽい内湯の温泉と、日本庭園っぽい露天風呂でした。

 

3種類も入れて、タオルもついているので、初日からタオルを濡らさなくて良いので素晴らしいけど1500円。

箱根価格でした。

 

湯上りは白い恋人ソフト。美味。

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そうこうしていると、完全に日が暮れ、北海道の夜道を堪能・・・

っというより、関東の峠道よりも光がなくて本当に暗闇。

 

インターチェンジにいた鬼も夜のライトアップでだいぶ不気味に(写真撮れなかったけど)。

 

 

基本、今回は初の北海道ツーリングで体力的なことを考え、キャンプはしない。ホテルもビジネスホテルクラスを取るという北海道ベテラン者にとってはだいぶグータラな旅。

 

ホテル室蘭ヒルズ

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バイクの人が先に1名宿泊の模様。

カバーをかけて律儀だなーっと思っていたものの、その理由を翌日知ることとなる。

 

夕飯は室蘭名物の豚くし。

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ねぎまだと思って頼んだらネギだけ。

豚くしはタレと塩を2本ずつ。

ビールがSAPPORO CLASSICという北海道だけでしか飲めないらしい。

 

ちなみに、室蘭の街はこーんな感じのちょっと暗いところ。

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ホテルで北海道名物「ソフトカンゲツ」とさっきのビールがおいしかったのでもう一本買って帰ったところで終了。

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長い一日でした。

 

●2016.9.17Sat.

・盛岡→青森→フェリー→函館→登別→室蘭

・この日の走行距離:426.6km(フェリー含まず)

バイクに乗っていた時間:5時間37分

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北海道ツーリング Day 1 〜海篇〜

いよいよ北海道へ向けて出発です。

前日に盛岡に泊まったのでずいぶん気持ちがラク。

 

津軽海峡フェリーは10:00出港なので、乗り場には8:30〜9:00の間に着く必要がある。

ホテルの朝食は断念しつつ6:30に盛岡を出る。

 

盛岡から東北道に乗ると

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乗りながらの撮影なのでピントは合ってないけど、不思議な雲。

 

こんな感じ。

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そして、連休前ということもあって警察車両がやたらに多く、ゆっくりスピード。

余裕をもって出発して良かった。

 

無事に東北道680kmを完走。1ヶ月ぶり5度目。

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そして、フェリーへ。

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思った以上キレイな建物。

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ネット予約をしていたのですんなり受け付け。

北海道の高速道路を無料で走れるというオプションを付けたので受付に行かなきゃいけなかったけど、普通に予約した人はQRで簡単に受付ができるというハイテクもの。

 

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ライダーは年齢層が高め。多分、大型バイクの中ではSprint STの人が一番若い。

 

こんな感じで固定されました。

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今回乗ったのはブルーマーメイド号。

船内はもっと汚らしいと思ったけど、相当キレイ。

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船室はいろいろグレードが別れていて、一番下はスタンダードという雑魚寝の部屋。

上の写真はフリースペースのイスと机。

 

で、今回取ったのはビューシートという席。

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リクライニング機能が付いた席が一人ひとりに割り当てられたもの。

プラスチックの硬い椅子かとおもったけど、これはいい!

 

ってなわけで10:00出港。

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途中、お客さんを飽きさせないように大抽選会が開催され・・・

 

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参加賞でした。

 

小学生以下は操舵室の見学が出来るイベントもやっていた。

それ見たかったなぁ〜。

 

で、すんごく見づらいけど、これ。

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写真中央が本州最北端の大間崎。

船から見るとこんななんだね。

 

っと、大興奮の数時間を過ごし、後は爆睡。

 

3時間40分の大航海でした。